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水力発電イルミネーション

夜間電力でイルミネーションを点灯しました。

昼間の時間帯は水力発電からの220Vの交流電力をダイオードとコンデンサーで整流して、太陽光発電インバータに入力しています。その際、太陽電池の電圧と同じになります。
ところが夜間になると太陽電池の電圧がなくなり水力発電単独の電圧になります。 夜間は水力発電の発電量が少ないために、水力発電だけでは、インバータを動かして売電することはできません。そしてインバータが停止すると発電した電力が余ってしまいます。
そこでその電力を消費させる負荷が必要になります。それをダミーロード(疑似負荷)と言います。最初についていたダミーロードが壊れたために、夜間の余った電力でイルミネーションを点灯することにしました。

2009年10月27日に水力発電所の夜間電力でイルミネーションを点灯しました。

イルミネーションの点灯は、220V交流の電力をトランスで100Vに変換して行っています。
イルミネーションだけでは、電力が余ってしまうため、90Wのヒーター(写真)をダミーロードとして接続しています。220Vから100Vに変換する100VAのトランス(写真)にはダミーロードを接続しました。
90Wのヒーター ▲90Wのヒーター 100VAのトランス▲100VAのトランスは右上


30VAのトランス▲30VAのトランスは中央
220Vから100Vに変換する30VAのトランスには、11Wの電球型蛍光灯と10Wのイルミネーションを接続しました。したがって水力発電機には、3種類の回路が接続されていることになります。
今までは太陽光発電のインバータに接続されていた直流200Vの回路だけでしたが、それに2回路が追加されました。昼間はインバータに電力が吸収されていますが、夜間インバータが停止するとダミーロードに余剰電力が流れます。そして自動点滅器が作動するとイルミネーションが点灯します。

11月12日、電球型の蛍光灯をLED電球に交換しました。

電球型の蛍光灯が破損して点灯しなくなりました。破損の原因は不明です。LED電球に交換して驚いたことは、極端に低い電圧でも点灯することです。ご覧のように、25Vでも点灯しています。
蛍光灯が破損LED電球に交換

1月15日、イルミネーションのLED照明を増設して約30Wの明るさにしました。

イルミネーションのLED照明を増設