《関係発電所》清里歯科医院
山梨で初めて太陽光電気を売電した 当社代表の歯科医院。
美しい星空を見続けられる仕組みに向かい、取り組みを続けています。
【これまでの歩み】
生活環境に悪影響を及ぼさない電力の在り方について考えるようになったのは、星空観測のために清里に移り住んだのに、八ヶ岳でも夜空が明るくなってきていると気づいた頃からでした。
山梨初の自然エネルギーの売電へ向けて、インバータを開発する
1980年頃から、増え続ける電力消費の昼間のピーク時に対応するため、各地に原子力発電所が建てられました。原発の仕組み上、夜間も一定出力で発電しなければならないため、夜間の余った電力でライトアップが盛んに行われ、星が見えにくくなるという事情があったのです。
山小屋に太陽光パネルを置き、バッテリーに充電した電気で灯りをつけるといった、電力会社から独立した発電形態は以前からありました。しかし、1992年に連結系統システム(個人の発電機を電力会社の電線に連結し、所有の発電機で電気が足りない時間に電気を買い、余剰分を売れる制度)が認められました。
それを受け、太陽光による自家発電に踏み出し、1993年、山梨で初めて(東京電力管内では7番目)の連結系統方式による太陽光発電所となりました。
0.77kW出力から始めて増設を続け、一般家庭の2倍程の出力(6kW)になりました。
東京電力や機器メーカーと話し合いを重ねながら、インバータを開発。製作を佐藤電気に依頼し、1993年に運用を開始しました。
左写真のインバータが故障したため、2008年に昭和シェル製のインバータ(5.5kW)を設置しました。(右写真)
【基本情報】
発電所名 | 清里大友太陽光発電所 |
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発電開始 | 1993年11月15日 |
発電出力 | 6kW太陽光発電(2009年現在) |
年間発電量 | 6,665kWh(2009年) |
発電電気年間使用量 | 2,392kWh |
年間売電量 | 4,273kWh |
年間買電量 | 4,458kWh |
電気の完全自給、CO2排出ゼロへ
2003年より、個人宅と清里歯科医院で使用する電力をほぼ自給できるようになりました。発電機取り付け前と比べると、電気料の支払い額は年間で10万円以上下がっています。
現在の発電量と使用量を示す電光版を見ると、天候により発電量の変わる様や、傍の電気をつけたり消したりすると使用電力が変化するのが分かり、節電への意識が高まっています。
【 清里歯科医院 情報 】
診療科目 | 一般歯科 小児歯科 |
庭の木々や花、天体ドームが見える治療室で診療を行っています。 |
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在宅歯科 | 寝たきりの方のために移動式の診療機器を持って伺う訪問診療も行っていますので、お問い合わせください。 | |
住所 | 山梨県北杜市高根町清里3545-3902(141号線そば)→MAP | |
TEL | 0551-48-3822(自然エネルギー発電株式会社と同じです。) | |
診療時間 | 10時~12時30分/14時30分~18時 休診日:木曜午後と土日祭日) | |
URL | http://kiyosatosika.jp/ |