《関係発電所》八ヶ岳興民館
グリーン電力基金を活用した、地域の共同太陽光発電所。
清里開拓の思いが刻まれた八ヶ岳興民館が、助成金と地元の協力により太陽光発電所になりました。
多額の設立助成を得られた、地域共同プロジェクト
自然エネルギー発電の普及のために、「NPO法人太陽光発電所ネットワーク山梨地域交流会」として、「グリーン電力基金」より設立の9割程の助成を受け、2006年より運営を始めました。当社大友がコンサルティングを行った発電所です。
地元へ、他の自然エネルギー発電の普及へ
近くの小学校の生徒などが興味を持って見られるように、発電メーターを入口に取り付けてあります。
今後、小学生が、「PV健康診断(発電が正常になされているかの確認)」に参加する取り組みも予定されています。
また、太陽光電力の電力としての価値以外に、環境価値を「グリーン電力証書」として証書化し、その利益を新たな自然エネルギー設備の建設に利用することも検討されています。
発電した電力は施設で使っても半分ほど余っており、売電しています。
八ヶ岳興民館太陽光発電所・発電実績PDFデータ(2007 年1 月1 日~2007 年12 月31 日)
【基本情報】
発電所名 | 八ヶ岳興民館共同発電所 |
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発電所住所 | 山梨県杜市高根町清里3545-237 →MAP |
発電開始 | 2006年12月22日 |
発電出力 | 5.23kw太陽光発電 |
年間発電量 | 6,945kwh(2007年度) |
年間売電量 | 6,002kwh(2007年度) |
年間買電量 | 1,739kwh(2007年度) |
総設置費用 | 2,893,916円(うち2,459,000円がグリーン電力基金からの助成金で、残りをNPO法人太陽光発電所ネットワーク山梨地域交流会と八ヶ岳区が負担。初期資金を当社が立替) |
※この公民館は、 1938年(昭和13)に小河内ダム(奥多摩湖)の底に沈んだ村からの開拓団を八ヶ岳地区に迎えた清里開拓の父、安池興男氏の名前にちなみ、「興民館」と名付けられています。1937年(昭和61年)に建物が焼失しましたが、翌年再建されました。